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● 昭和50年 |
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東京女子医大を卒業後、消化器外科に入局 |
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● 昭和64年 |
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消化器内視鏡科講師 |
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● 平成9年 |
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内視鏡科助教授となり、国内、海外学会で活躍 |
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● 平成15年4月 |
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退職し、ムラタクリニックを開設
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令和5年4月 |
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老年内科を開設しています。 |
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日本内視鏡学会 消化器病学会
超音波学会 専門医
大学病院にはない、アットホーム的な、なんでも相談できるような、できるだけ患者さんの立場に立った診療を行いたいと思っています。
一時体調を崩しましたが、ジムでトレーニングを行ったところ足腰が鍛えられました。特にトレーナーに運動のやり方を教わり、自分流のやり方が適切でない事を知り、正しいやり方でやる事により回復が早くなりました。そこでクリニックでは老年内科を開き、トレーナーの日熊氏指導下に年をとることによって起こる、筋力の衰えからくる、腰痛、肩こり、首下がり、歩行困難をトレーニング、マッサージにより改善したいと思いました。筋力が回復すことにより、日常生活を快適に過ごし、仕事も長く続けられ、活力にある人生を楽しめるようにしたいと考えています。
現在、心がけていることは
外出すること
朝食は必ず食べること、食事では特にタンパク質は十分に摂ること
水分は1.5L〜2L以上/日摂ること
足 腕 脊椎などの関節を動かすこと
楽しいことを考えたり、新しい事に 興味を持つ事
楽しく働くことです。
日熊秀盛氏 日本体育大学卒業
スポーツクラブで40年以上インストラクターとして勤務
加圧トレーニングを取り入れた方法で筋力アップ、また筋肉のコリ、関節の不具合を独自の方法で改善しています
月曜日に日熊氏による、個別指導、
自費3500円/50分です。
月曜日11時より14時行っています
足腰を鍛えることは、歩く上、生活する上で大変重要です。しかし、足腰を鍛えるのみでは良くならず、上半身のトレーニングなど、バランスが必要です。
また、足の筋肉を鍛えると、心不全など心機能も改善します。
加圧トレーニング
加圧ベルトで静脈側を強く制限することで、乳酸濃度が上昇し成長ホルモンなどが分泌します。 低荷重の重量、短時間で筋肥大を起こします。従って体力のない高齢者 機能的な制限のある人でもトレーニング効果が上がります。また毛細血管内皮の柔軟性が向上します。冷え コリ 浮腫に効果的です。しかし、負荷圧の選択は難しく 細心の注意が必要です。血流を遮断することにより、成長ホルモンの分泌が上がります。これにより通常より筋肉が肥大し、筋力を得るようになります。寝たきりで筋肉が萎縮した方でも効果あるため、最近はアメリカなどでもリハビリなどに使用されています。
最近の話題
花粉症
3月に入り、鼻水、のどの痛み、くしゃみ、目のかゆみなどの症状が出現していると思います。私も酷い花粉症で、目のかゆみ、顔のかゆみ、鼻水に悩まされています。予防には、マスク、眼鏡をかける帽子など、外から帰ってきたら、手洗い うがい、顔洗い等を実施しています。最初は抗アレルギー剤(ヒスタミン受容体拮抗剤)のみで良かったのですが、3月に入りロイコトリエン受容体拮抗剤、目薬など使用しています。さらに症状がきつい場合は漢方薬小青竜湯を併用して良いと思ます。 ストレス 不眠なども症状を悪化させます。最近新たな治療薬として、目の周りに塗るタイプ、薬に抵抗性の人にゾアラ:オマリズマブの皮下注射薬があり月に1〜2回注射する薬もありますが、高価なのと副作用があります。
便秘
最近、便秘の方が増えています。原因の一つに空気の乾燥と寒さがあります。寒いと胃腸の動きが低下します。加えて水分摂取量も低下します。摂取する水分が少ないと、腸内の水分量も少なくなるため、便が硬くなり排出しにくくなります。このような状態で便秘になっている場合はお腹を特に寝ている時冷やさないように、腹巻をすることと、寝る前にコップ1杯の水分をとり、朝起きた時、2,3杯位の水分をとると解消されることがあるので試してみてはと思います。
ノロウイルス感染症
嘔気 嘔吐 下痢、腹痛などの症状で発症します。原因はカキなどの2枚貝などを生または半煮えで食べたり、ウイルスのついた手でで誤って生野菜などを調理し食べたりすることで発症します。ノロウイルスは衣類などに付着した場合、数週間生存するとされています。アルコール消毒はあまり効果がありません。洗剤で洗う必要があります。ハイターなどを希釈して、汚染された部分を消毒する事は有効です。診断はノロウイルスキットによる検便検査です。3歳未満 65歳以上の方は保険が適応されます。それ以外の方は自費診療となり、検査に3000〜5000円かかり、混合診療ができないので、診察料等もかかり、1万円近くになります。また治療法は他のウイルス感染症と違いはありません。有効な抗ウイルス薬がないため、輸液をする、整腸剤を処方するなど、対象療法になります。同様な症状で細菌性胃腸炎もあります。この場合の鑑別は、血液検査、便の細菌検査です。
細菌がいた場合は、感受性検査をし、抗生剤を投与することで、治療できます。
ノロウイルスの可能性があれば、人に移さないよう注意して、症状がひどければクリニックを受診してください。ノロウイルスは、2つの異なるタイプがあるため長期に流行しています。
胃癌:
現在ピロリ菌除菌後の胃癌が注目されています。除菌後の胃は、正常近く戻る人と、胃炎が残る人がいます。胃炎が残り、荒れた胃では、胃癌になる可能性もあり、定期的な検査が必要です。
除菌後胃癌は正常粘膜の下に潜ってしまったり、生検ではなかなか判定が難しいのが場合があります。
除菌したら癌にならないのではなく、がんのリスクは減りますが、定期的な検査が必要です
暑熱順化
今年も、夏が猛暑となる可能性があります。4月5月中に、軽い運動をして、汗をかけるようにしておいてください。汗をかくと気化熱として、体の表面から放散することにより、体温維持ができます。水分減少は血液循環が悪くなるため、水分を十分摂ってください。舌が乾燥している。尿が茶色であると水分が足りない可能性があります。十分水分を取るよう心がけましょう。
ワンポイントアドバイス
〇花粉は砕けると、マスクに孔を通過してしまうため、ティッシュペーパーやガーゼを鼻の下にあて上からマスクすると良い
鼻の穴にティッシュを詰めると、 鼻粘膜が傷つきます。
〇便がコロコロで十分にできらない場合は、朝起きた時、1時間位のうちに、コップ3杯位の水を飲んでください。改善する場合があります。
〇指関節が痛む方:寝る前に、腕の内側に、湿布を貼って寝ると朝改善する事があります。これは、指の運動は前腕の筋肉が関与しているためです。また、朝起きたら、グーパア グーパアなど指の運動や手首の関節の運動も加えてください、痛みがひどくなる場合、治らない時はやめてください、整形外科を受診してください。違う原因の可能性があるためです。
〇腹痛の原因は、胃と考える人が多いと思いますが、原因は腸や膵臓、胆のうの場合もあります。仰向けになり、お腹を手で軽く押して、下腹部である場合は腸の可能性があります。痛みが強い場合、だんだん痛みが強くなる場合は、クリニック受診してください。反対に休んだらよくなり、以後発症しなければ、経過観察してください。
〇敗血症の原因は、菌が血管内に入ることによって起こります。腹部では血管と違う管腔が接している場所、たとえば尿細管(腎盂腎炎では菌血症になりやすいです) 胆管(門脈と細胆管が接しているため、胆管炎等で菌血症になりやすいです)等です。敗血症の前段階では、菌が血管の中に入ったため、寒気から急な発熱など起こります。寒気がして発熱38〜37起こる場合、治らない場合は早めにクリニック等受診してください。
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● 産業医
● 日本超音波学会認定医、専門医
● 日本内視鏡学会認定医、専門認定医
● 日本消化器病学会認定医、専門医
● 日本外科学会認定医
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◆ 電子内視鏡テキスト(上部、下部)分担
◆ 内視鏡所見のよみ方と鑑別診断(上部消化管)
◆ 超音波内視鏡テキストなど
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