Q&A
ムラタクリニック
健康診断のワンポイントアドバイス
 腹痛
アルコール
検診結果
トレーニング
高血圧

検診で血圧が130/80以上の場合 家庭で血圧測定を行ってください。起床時1時間以内に2〜3回測定し平均値を記入、寝る前に測定します。同時に減塩に努めてください。塩分摂取量を6g/日以下にするために、減塩醤油味噌など使用し、野菜をたっぷり食べてください。1月間 血圧を毎日測定し、130〜140/80〜90位であれば、減塩療法続けてください。血圧が140〜150/90〜100以上であれば、薬を服用してください。
不整脈、心電図異常、心拡大がある場合循環器内科受診してください。
特に脈が不規則に乱れる場合 心房細動の可能性があるので、クリニックを受診してください。心房細動は放置すると、将来心不全や脳梗塞を発症する可能性があるので、適切な治療を行ってください。


高脂血症

悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が140以上の場合、食事療法を始めてください、卵黄、肉の脂、バターなどの動物性脂肪を少なめに、食物繊維、野菜や海藻類 キノコ、ナッツなど積極的に摂りましょう
160〜170以上であれば、食事だけでコントロールするのが難しいため、薬を内服し、頸部エコーなど行い血管壁、プラーグなどチェックしてください。
中性脂肪が180以上の場合、炭水化物、甘いもの、アルコール類を少な目にしてください。
200以上ある場合は、薬を服用し、食事療法も行ってください。

高血糖

空腹時血糖が100以上では、野菜、肉類、魚類など食べてから、炭水化物、甘いもの、アルコールを食べるようにしてください。血糖の急激な上昇を避けるためです。急激に血糖値があがると、血管壁を傷つけます。インスリンの分泌を促し、糖尿病になりやすくなります。
A1cが6.5以上 空腹時血糖126、随時血糖が200以上であれば治療を開始してください。
高血糖になると、強い眠気、喉の渇きなどの症状が出現します。
また治療薬の中で、尿に糖を出す薬を服用の場合、尿糖が2〜3+となり、脱水傾向になるので十分水分を摂ってください。

腎機能

クレアチニンが1以上であれば、水分を1.5L/日以上摂ってください。
尿混濁、泡立つ、尿回数が1日10回以上、体のむくみ、貧血、だるさ、皮膚のかゆみなど、また尿蛋白が陽性の場合、クリニック受診してください。

尿酸値

男性では、7mg/dl以上 女性では6mg/dl以上高い場合はまずは水分を十分摂取する事
細胞の多い食べ物、レバー たらこ にぼし 等を少なめにする。
アルコール摂取を純アルコール20g以下にする(ビール500ml、ウィスキーダブル1杯 ワイン180ml 焼酎110ml 缶酎ハイ500ml)
カロリー制限する。
高いままにすると、腎機能低下、痛風、尿路結石症を引き起こします。 
 

 


Q時々右側上腹部が痛くなります。どうしたら良いですか?
A
右側上腹部には、前面より大腸 肝臓 胆のう、膵臓、十二指腸さらに右背部には腎臓があります。痛みがどんな時に起こるのか、食事の後、夜間、朝排便の前、痛みの種類は、重苦しい痛みか、急激におこる痙攣様の痛みか、発熱を伴うのか、吐き気を伴うのかによっても違います。
排便前の場合は特に便秘がちの時は、大腸がガスなどで拡張している場合、蠕動が起きるとき強い痛みを伴う場合があります。食事後起こる場合は、胃炎、十二指腸に炎症があると起こる場合があります。また検査で、胆のう壁肥厚みられる場合、胆のう内に砂のような物があり、それが流れたりして軽い膵炎を起こすと痛みが出る場合もあります。
消化の悪いものを沢山食べた後胃が張って痛む場合もあります。
まずは、暴飲、暴食を避け、便通を良くして症状が軽快、消失する場合は、心配ないのですが、繰り返す場合、痛み強い場合、発熱を伴う場合は、病院受診を薦めます。

簡単な自己診断法
仰向けになり、痛むところを押してみてください
押して痛む 右の肋骨部をトントンと叩いて痛む
熱がある、歩くとそこが響く場合は、病院に行き、血液検査やエコー CT検査などを受けてください
胆のう炎の場合や 膵炎の場合 大腸憩室炎などの場合があります。
熱がなく いつもそこが痛む などの場合は胆のうに砂などがたまり、胆のうが緊満する場合や 胆さが流れ 軽い膵炎を起こす場合があります。胆汁の流れを良くする薬などの服用が良いでしょう。また夕食は脂っこいものを食べるのは避けましょう。
大腸の憩室炎も、痛む場合があります。この場合は便秘などしないように、整腸剤やヨーグルトを食べ腸内の状態を良くすると痛みが改善する場合があります。

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お腹が張って苦しい。
便秘はしていませんか?または、便がコロコロしている、
細い便が少しでる場合は、腸が痙攣して排便がうまくいかない場合があります。痙攣した口側にガスがたまり苦しくなってしまいます。
腸の強い痙攣は 緊張したり、ストレスがある 寝不足であるなどの時みられます。 深呼吸をして 楽しいこと考えてみてください。
運動不足も腸の蠕動を妨げます。軽いストレッチや、ジョギングなど体動かしてください。腸内の環境を良くするために、ヨーグルトもよいと思います。
一方
食べてすぐ苦しくなるのは、胃の動きが悪いためかもしれません。その場合は食べ過ぎない様に注意すること、できたら、3回以上食事して、1回の食事量少なくするようにしてください。空腹時間が長くなる場合は、ヨーグルトや大豆製品などのおやつを食べ、血糖値を少し上げとくと、食事を一気に食べないですみます。胃も腸と同様 ストレス 睡眠不足で動きが悪くなります。
ストレスがあるとき、スポーツなどして発散するようにしましょう。











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健康診断の注意点
高血圧
上の血圧が130以上 下の血圧が80以上の場合は血圧が高めと判断されます。特に緊張する人は脈拍も上昇します。
測定前に 大きく深呼吸を3回から5回して脈拍が通常になったら、測定しましょう。1回目が高いとさらに緊張するので、楽しいこと考えたり 深呼吸をして落ち着きましょう。
大事なのは、家庭で血圧を測定することです、血圧が高めと言われた場合、自宅での血圧測定を開始しましょう。
朝 起きて、2,3回測定 平均をとり記録しましょう。
朝起きてすぐの血圧は、交感神経と副交感神経が交差するため最も血圧が高くなる時点です。そこで血圧が130以下の場合、日中もそんなに高くならないと考えられるからです。

家庭での血圧が140以上 下が90以上を示した場合、減塩しましょう。味噌汁などの、味付けを薄く、ソース、醤油などは少量つけて食べるなどを心がけましょう。また漬物 佃煮 かまぼこなどの練り物、ハムなどは塩分が高いため注意しましょう。
 
血圧が高い事が続く場合は、胸の写真で心拡大がないか、心電図で左室肥大がないかチェックしてください、血圧が高いのを放置すると、心臓に負荷がかかり、不整脈などを発生しやすくなります。特に睡眠不足: 睡眠時間が6時間以下、アルコールを飲んだ後など不整脈が発生しやすくなります。時々、脈が規則的に触れるかチェックしてください。
腎機能低下:クレアチニンが1以上などや 尿にたんぱくが陽性などある場合はかかりつけ医や内科医を受診しましょう。

血圧高いまま放置すると、脳動脈瘤がある場合は、動脈瘤が大きくなり、破裂することもあります。家族に脳卒中の人がいた場合は脳のMRI検査を一度行いましょう。

また、血管も固くなるので、高脂血症ある場合は血圧を130位まで下げましょう。










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Q脂質異常とは
A2007年より高コレステロール血症と高LDL血症  中性脂肪 低HDL血症を総省して脂質異常症と呼ぶようになりました。
lLDL コレステロール(悪玉コレステロール)が140以上 HDLコレステロール(善玉コレステロール)が40未満
トリグリセライド(中性脂肪)が150以上の場合です。脂質は小腸から吸収され余った脂肪は、中性脂肪として体内に蓄えられます。LDLコレステロールが増えると動脈壁内部に蓄積して動脈壁は硬くなりアテローム硬化がすすんできます。HDLコレステロールが少ないと余った脂肪が十分回収されずたまったままになります。中性脂肪が高いとLDLコレステロールが増加、HDLコレステロールが減少します。
食品では、ショートニング マーガリンなどトランス脂肪酸の含まれるものケーキとかクッキー類を少なめに、 マヨネーズ 卵の黄身、バター 甲殻類 たらこなどの魚卵 肉の脂などをたくさん摂取しないよう気を付けましょう。ごはん、パン、麺類などの炭水化物、アルコールの飲みすぎにも注意しましょう。大豆類や魚類 青魚 赤身魚はLDLコレステロールを減らす働きがあり、積極的に摂りましょう。
また 喫煙は 中性脂肪を増加させます。運動は摂りすぎたエネルギーを消費させ、LDLコレステロールを減少させ、HDLコレステロールを増やす効果があります。










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Q


A高血糖
甘いもの、炭水化物 糖の入っている飲料水 果物などを空腹時にとると血糖値が上昇します。特にインスリン分泌が低下している場合、インスリンが効きにくい場合、血管内が高血糖状態となります。
すると細い血管壁が障害されます、網膜の血管 上下肢の細動脈が障害を受けます。血管障害により末梢神経も障害されます。従って甘いものなどは吸収を阻害するように、野菜、タンパク質, 脂質などを食べてから摂るようにしてください。
また、炭水化物のみ:おにぎり パンのみを食べ急激に血糖値が上がると、血糖値が急に下がります。スパイク状に血糖値が急降下すると、強い眠気を催します。このような状態は脳、血管に良くないので、炭水化物のみではなく、脂質、タンパク質を含んだ唐揚げ、チーズ、卵なども一緒に摂るようにしてください。









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アルコール
家のみ
A家でアルコール飲むことが多くなってきています。
これの弊害として、アルコール量が多くなることです。
お店で飲めば、帰宅して寝るまで時間があるので、血中アルコール量も減少します。動くことにより、胃の中にあるアルコールは腸へ送られます。アルコールは 20%胃から吸収され、残りは小腸で吸収されます。しかし、家で飲んですぐに寝ると、胃内のアルコールは食道へ逆流します。特に濃い濃度のアルコールは食道炎を悪化させます。
食道炎を繰り返すと、食道がんのリスクも高まるため注意が必要です。
家のみをするときは、アルコール量を増やさない、すぐ横にならないよう心がけてくだ
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アルコールの代謝

アルコール自体は、体内でブドウ糖に変化しないため、血糖値は上がりませんが

肝臓内のグリコーゲンをブドウ糖に分解することを促進させるため、一過性に血糖値が上がります。ビール、日本酒、ワイン、カクテル、甘い飲み紋のや果物の入ったサワーなど糖質が入っているものは血糖値を上げる

アルコールは7kcal/gのエネルギーがり、すぐにエネルギーとして使われます。この際肝臓がアルコールを分解する過程で、中性脂肪の合成が促進されます。

アルコールと一緒にとったおつまみ中の糖質 脂質は余ると肝臓に体脂肪と蓄積

 

アルコールとターゲットオルガン

学生時代 えらい教授からの教えです。
アルコールは人によって、悪影響を与える臓器が異なります
例えば、飲みすぎて 肝臓を悪くし、肝硬変にまでなる人や
膵臓炎を繰り返し、慢性膵炎となり 膵管が拡張し膵石を形成、痛みに苦しむ人、急に急性膵炎 膵壊死となり、ショック状態になる人 また、食道がんを併発したり、不整脈を起こす人など、人によりアルコールに弱い臓器が違います。そのため、飲みすぎの時、どの臓器が弱いのかを知ることが大切です。その臓器が弱っているサインは、お酒を飲むと肝機能の数値が上がる場合は肝臓が、アミラーゼ、リパーゼが上がり、下痢をするは膵臓が、不整脈がでるなどのサインがある場合は心臓がターゲットオルガンになります。それぞれのサインが出てきた場合は、飲みすぎに注意して、臓器障害をおこさないように アルコールを減量し、健康で楽しいお酒をのんでください。








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人間の寿命
人には、ある程度 遺伝子により寿命が決まっています。
ガン遺伝子のある家系は、ガンになりやすく、定期的な検査が必要です。他方、生活習慣から起こるされる病気、高血圧、糖尿病、高脂血症なども、他の家族に起こる可能性があります。
塩分の高い食事を摂っている、脂っこいものを摂っているなどが挙げられます。家族内で起こった病気に対して、食生活の見直しと定期的な検診が必要となります、特に50歳を過ぎた方は、健康診断をお勧めします。

遺伝子のメチル化により、ガンが発生するとの話を聞きました。私見ですが、家族にガンの人がいる場合、肝炎ウイルスなどで、炎症を繰り返す場合、、ヘリコバクターにて炎症を繰り返して、除菌後も炎症がある場合は、癌発生の可能性もあり、定期的な検査が必要です。








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トレーニング
加圧トレーニング

腕と脚の付け根に専用ベルトで圧力をかけて、血流を制限して行うトレーニングです。血流が制限されることにより筋肉は低酸素状態となります。すると日常では使われにくい筋線維も刺激します。また血流を制限すると乳酸濃度が上昇し、成長ホルモン アドレナリンの分泌が上昇します。毛細血管も拡張し血流が改善します。これらにより短時間でも低負荷でも筋力がアップします。血流が良くなることにより、筋肉のコリなども改善します。
高齢者、機能的制限のある人に良い効果があります。
特に心臓に問題のある方は第2の心臓と呼ばれる下肢に筋力がつくと、心機能が改善します
しかし、血流の遮断の圧が強い、トレーニングメニューにより重大な副作用が出現します。経験豊富なトレナーの基行う必要があります。
トレーニングも左右対象に、前後両側の筋肉をなるべく均等に、体のバランスをとるように行う必要がある事
使った筋肉は十分に筋肉をもみほぐす事が必要です。





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トレーニング
最近 健康志向によりトレーニングをする方が多くなりました。
年齢が高い方が急にトレーニングを始めると、今まで使っていなかった筋肉、関節に負荷がかかり、かえって不調になることがあります。トレーニング前のストレッチ、トレーニング後、使った筋肉を十分もみほぐす必要があります。これにより、筋肉が硬くならず、伸展、収縮がスムーズとなり、神経の圧迫、血流の障害など起こりにくくなります。運動後の痛みも軽減します。また、関節も軽く動かしてください。長時間トレーニングした場合は休息日を作ってください。少しずつ初めて長い期間続ける事が大事です。
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トレーニングの経験から
私はトレーニングを自己流で行っていました。
若い時はそれでも良かったのですが、歳をとると、関節の微妙なまげ方、伸ばす角度 回数などにより、筋肉や関節を痛めてしまう事があります。膝を悪くしてから、膝の微妙な角度によりかえって、トレーニング後痛みが出てしまいました。トレナーにちゃんとと調節して行う必要があると最近痛感しました。








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インストラクター
今回、オリンピックを観て感じたのは
スポーツ選手には良いインストラクターが必要であるとのことです。プロの野球選手は1人に1人以上のインストラクターがいると聞きました。 体操選手は体操後すぐに、筋肉のもみほぐしをしていました。このように筋肉をすぐもみほぐすことにより筋肉が固くならず、良い演技やけがなどの予防になると思いました。他の競技でもこのようなインストラクターがいるのでしょうか?選手ばかりに眼を奪われていますが、この地道なサポートがだれにも通常に行われて、スポーツ選手がより長く、良い演技ができるようにするのも、オリンピックの大事な役割と思いました。
本文








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感染症
A
細菌 ウイルス 寄生虫 異常プリオンなどの病原菌により宿主に生じる病気の事
伝染性のものは伝染病 集団で発生するものは疫病








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Qタイトル
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